正体隠匿とは?
正体隠匿とは、各プレイヤーに役割(役職)が割り当てられ、自分の正体を隠したり、時には明かしたりしながら、自分の役割(チーム)の勝利条件を満たすために、話し合いをしながら、ゲームを進行していくジャンルのことを指します。
代表的な作品としては、『人狼ゲーム』が挙げられ、現在ではボードゲーム初心者から経験者の方まで、幅広く正体隠匿系のゲームが遊ばれています。
さて、今回はそんな正体隠匿系ゲームの中から、”少人数”でも遊べる!選りすぐりの作品を5つ紹介しちゃいます!
最後までご覧いただければ、きっとあなたが遊びたい作品が見つかるでしょう!
ワンナイト人狼
プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
3~7人 | 10分 | 10歳~ |
一番はじめに紹介するのは、定番『ワンナイト人狼』。
人狼ゲームを”少人数"で遊べるようにルールを改良したもので、タイトル通り『ワンナイト(一夜)』にして、決着がつく人狼ゲームです。
役職はおなじみの「市民」・「人狼」・「占い師」に加え、「怪盗(他の人と役職交換)」があり、ワンナイト人狼ならではのゲーム展開が楽しめます!
通常の人狼ゲームと違い、プレイ時間が1プレイ10分もかからず、プレイヤーが脱落することもないので、何回でも気軽に遊べるゲームです!
気軽に人狼ゲームを楽しみたい方はぜひ!
ポイント
・少人数で遊べる人狼ゲーム
・ルールや役職がシンプルで分かりやすい
・短時間で終わるため、何回でも遊びたくなる
犯人は踊る
プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
3~8人 | 10~20分 | 8歳~ |
こちらの『犯人は踊る』ですが、正体隠匿系ゲームの中ではかなり珍しく、プレイヤーの役職がプレイ中に”コロコロ変わる”ゲームです。
プレイヤーは、ゲーム開始時にカードが4枚配られて、そのカードを自分の手番にプレイ(場に出す)していきながら、その効果を使用します。
カードの中には探偵や犯人といった役職のカードが存在。
[”探偵”は犯人(カードを持つ)プレイヤーを当てると勝利]
[”犯人”は場に(犯人)カードを出すことができれば勝利]※最後の手札が犯人カードだけの時、場に出すことができる
このように、カードの効果を使い、プレイヤーは勝利を目指していきますが、ほとんどの効果が他のプレイヤーとカードを”入れ替える”効果であるため、誰がどのカードを持っているか分からなくなります。
そのため、常に”カードの動き”を推測をすることが重要となります!
カードを出すだけのシンプルなゲームですが、かなり奥深いのでぜひ一度遊んでみてください!
ポイント
・役職がコロコロ変わる正体隠匿系ゲーム
・役職に応じた勝利条件を目指す
・カードの動きを推測するのが大事
タイムボム
プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
2~8人 | 1~30分 | 10歳~ |
ジリジリ緊張感のあるゲームがこちらの『タイムボム』。
プレイヤーは、タイムポリス(警察)と爆弾魔に分かれて対決します。
警察が全ての爆弾を解除できるか?
爆弾魔が爆発を成功させてしまうか?
最後まで脱落者が”出ない”のも、このゲームの魅力!
運と実力の両方が試され、初心者でも気軽に遊ぶことができるゲームです!
ポイント
・タイムポリス(警察)VS爆弾魔の正体隠匿系ゲーム
・最後まで脱落者が出ない
・運要素もあり、初心者でも気軽に遊べる
お邪魔者
プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
3~10人 | 30分 | 8歳~ |
疑心暗鬼の中で、炭鉱を掘り進め金鉱を掘り当てる名作『お邪魔者』。
プレイヤーは、金鉱掘りとお邪魔者に分かれて対決します。
プレイヤーは手札にあるカード(進路)を場に出して、道をつなげていきながら、どんどん炭鉱を掘り進めていきます。
しかし、お邪魔者だけは金鉱掘りにバレないよう、密かに進路を妨害します。
金鉱掘りはたくさん金塊を集めないといけないですが、お邪魔者がそうはさせません!
お邪魔者として、自分の思惑通りにいったときはとても楽しいです!
ポイント
・カード配置型の正体隠匿系ゲーム
・お邪魔者は密かに金鉱掘りの進路を妨害する
・少し変わった正体隠匿系ゲームを遊んでみたい方にぜひおすすめ
↓拡張があるとさらに盛り上がります!
エセ芸術家ニューヨークへ行く
プレイ人数 | プレイ時間 | 対象年齢 |
5~11人 | 20~30分 | 8歳~ |
最後に紹介するのは、お絵かきが楽しめる『エセ芸術家ニューヨークへ行く』。
プレイヤー全員で、とある絵(お題)を一筆書きで順番に描きますが、1人だけお題を知らずに参加しているプレイヤー(人狼)がいます。
お題を知るプレイヤーは、知らないプレイヤー(=人狼)を当てることが勝利条件です。
しかし、人狼にそのお題が何か当てられてしまうと、人狼の逆転勝利となります。
他のプレイヤーから信頼を得るために、絵を上手く描きすぎてしまうと、人狼にお題を見破られてしまうので注意が必要。
絵の上手さを競うゲームではないため、絵心のない方でもワイワイ盛り上がれます!
ポイント
・お絵かき×正体隠匿系
・全員で一つの絵を描いていくが、人狼だけお題を知らない
・絵心がなくても十分楽しめる
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