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【ボードゲームデザイナー必携本!】『ゲームメカニクス大全』の感想・レビュー

2021年10月6日

ゲームメカニクス大全

ボードゲームを作りたい方必見!

今回の記事は、ボードゲームデザイナー必携本とも言える、

『ゲームメカニクス大全~ボードゲームに学ぶ「おもしろさ」の仕掛け~』

についての、感想・レビューです!

この記事を最後まで見れば、ゲームメカニクス大全の魅力を知ることができます!

 ~はじめに~ゲームメカニクスとは?

まずはじめに、「ゲームメカニクス」の意味について解説します。

メカニクス(mechanics)とは、『(機械などの)仕組み・構造』を意味し、

つまり、ゲームメカニクスというのは、『ゲームの仕組み・構造』ということです。

日本では「ゲームシステム」と言われることもあり、意味はほとんど同じです。

 

そのため、本書を読めばボードゲームのシステム(全184種類)が理解できます!

まさに、ボードゲームデザイナーの”必携本”と言えるでしょう!

さて、ここからは本書の魅力について解説していきます!

 全184種類・500ページ超えの大ボリューム!

本書を手にしてまず驚くのがそのボリュームです。

500ページを超える本書の中に、

なんと!全184種類のゲームシステム(≒ボードゲーム制作のためのヒント集)が載っているのです!

情報量がかなり多く、いきなり全てを理解することはできませんが、ページをペラペラめくり、自分が興味のある部分だけ読んでも十分に面白いです♪

これはまさにボードゲームを作るための”辞書”といっても過言ではない!

たまご
イラスト付きで分かりやすい!

 面白さの”ウラ側”を知ることができる!

ゲームメカニクス大全

「カタン」や「人狼ゲーム」など、”そのボードゲームがなぜ面白いのか?”を説明するとき、感覚的(主観的)な説明になるのは私だけではないはず。

しかし、本書ではボードゲームのシステムを説明するとともに、その代表例である作品も挙げており、

つまりはあるボードゲームの面白さについて、システム面(ウラ側)からしっかりと理解することができるのです。

そして、作品名とシステムを紐付けることは、ボードゲームを作る際に、より自分が作りたいものがイメージしやすくなります。

たまご
なぜその作品が面白いか知ることはとっても大事!

 ボードゲーム作りが捗る!

ゲームメカニクス大全

本書1冊あれば、ボードゲームを作るのが初めての方でも、制作がかなり捗ります!

なぜなら、全184種類あるシステムのうち、一つ(もしくは複数)をベースにして、作り上げていけばいいからです。

実際に私も、趣味でボードゲームを制作したことがありますが、ゲームシステムでつまずいた経験があります…

そのため、ボードゲーム制作初心者の方はもちろん、まだたくさんボードゲームを遊んだことのない方は、ぜひ持っておくといいでしょう!

たまご
ゲームシステムを自分で考えるのは大変…

 用語が難しい…

ゲームメカニクス大全

本書はボードゲームを本格的に作りたい方やボードゲームデザイナーを目指す方向けの本であるため、

内容が難しく(マニアックに)感じました。

具体的には、出てくる用語が難しかったり、代表例で挙げられている作品を知らなかったり(私の知識不足)など。

しかし、全く理解できないというわけでもなく、本書の最初から最後まで理解する必要もない(辞書的な扱い)ので、ボードゲームを作りたい方全員におすすめできる、敷居の低い本だと思います。

 ~さいごに~

冒頭にも述べたようように、本書はまさにボードゲームシステムの”辞書的な存在”であり、

『ボードゲームを作りたい方・ボードゲームデザイナーを志す方』全員の”必携本”と言えます。

ただ、私自身としては、本書を読むだけでなく、たくさんのボードゲームを遊ぶことも同じくらい重要だと思うので、余裕のある方は、ボードゲームカフェに遊びに行くこともおすすめ♪

たまご
[ゲームメカニクス大全を読む×ボードゲームカフェで遊ぶ]と、より良いゲームのアイデアが浮かぶでしょう!

 

今回の記事はここまで!

最後までご覧いただきありがとうございます。

↓カードゲーム作りに興味のある方必見!

↓ボードゲームカフェに興味のある方必見!

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たまご

ボードゲームカフェでバイトをしている、ライトボードゲーマー。所持しているボードゲームの数は20個ほど。一番好きなのは『テレストレーション』。ゆる~く・まったりボードゲームについて紹介。そのほかカードゲームの作り方や、さまざまな情報をみなさんにお届けしたいと思います!

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