本シリーズは、カードゲームを作っていくまでの過程を書いた記事です。
このシリーズを最後まで見ていただくことで、
ポイント
①コンセプトの考え方
②作成方法
③完成までの期間と費用
カードゲームを作るのに必要な情報を知ることができます!
今回の記事では『コンセプトの考え方』と『企画書の作成方法』について解説します。
自分だけのオリジナルカードゲームを作りたい方は、ぜひ最後までご覧下さい!
制作の大まかな流れ
まず、かんたんにカードゲーム作成の手順について、
大まかな流れ
- コンセプトを決める
- 企画書の作成
- メカニクス考案
- 必要なコンポーネント(道具)を購入
- 試作品の作成
- テストプレイ
- 改善点の修正
- 完成
上記の流れはあくまで参考なので、手順を入れ替えたり・追加してもOK!
※制作方法は自由ですが、パソコンでの作業がカンタンです。
お持ちの方は手元に用意しておきましょう(ない場合は、紙とペンを用意)。
それでは、早速説明していきます!
コンセプトを考える
まずはじめに、ゲームのコンセプトについて考えていきましょう。
「あなたは今どんなゲームが作りたいですか?」
決まっていない方・多すぎて絞りきれない方は、
ひたすら頭の中に出てくるテーマや単語をノートやパソコンに書きだしましょう。
内容はどんなものでもOK!
もし思い浮かばない人は…
・好きなテレビゲームやマンガ
・趣味や興味のある分野
・憧れている職業(ユーチューバーや消防士など)
・自分の身近にあるもの
関係なさそうなところからもってきても全然大丈夫。
深く掘り下げていけば、意外なアイデアが思いつくかも…!
思いつかない方は『ランダム単語ガチャ』を使用するのがおすすめ!
具体例
アクション、回転寿司、ユーチューバー、引っ越し、宇宙…etc
また、友達やSNSからアイデアを収集してみるのも一つの手です。
ちなみに、アイデアを出すのにおすすめなツールとして、『XMind(無料)』があります!

XMindの画像(参考例)
頭の中を整理することができます※私も日頃から愛用
たくさん出てきたテーマから絞り込んでいく
今、あなたの目の前にはたくさんのテーマ(単語)が並んでいるでしょう。
さて、ここからはテーマを絞り込んでいきます。
絞り方の流れについて、
テーマの絞り方
①被っているテーマを1つにまとめる
②(直感的に)面白いと思うテーマだけ残す
③(直感的に)作りやすいテーマ1つに決定!
感覚でテーマを決めてOKです!
自分が『これがイイ!』と思ったテーマで制作していきましょう。
企画書の作成
次は企画書の作成です。
『企画書なんて必要なの?』
そう思う方がいるかと思います。
しかし、企画書は『ゲームの方向性』を理解するためにとても重要な資料です!
とはいえ、あくまでざっくりとした企画書でOK!
良いアイデアが後から出てきたりするので、気楽に作成しましょう。
書くためのツールは、『パソコン』『スマホ』『紙』なんでもOK!
企画書の項目
- タイトル
- コンセプト(先ほど決定した)
- このゲームを遊ぶことで得られる体験(例:自分のなりたい職業になれる)
- ジャンル(記憶力・チキンレース…etc)
- 対象年齢
- プレイ人数
- プレイ時間
- 対戦or協力
- スケジュール(各ステップの期間)
最低限上記の項目をおさえておくと、制作が捗るのでおすすめです。
さらに制作意図(作るきっかけ)など、細かく決めていくことで、
より鮮明に自分の作りたいゲームが見えてきます。
企画書が完成したら、今回はここまでです!
お疲れさまでした♪
また次のステップでお会いしましょう!
-
-
【第2回】カードゲームを作ろう!~メカニクス考案/コンポーネント編~
続きを見る