ボードゲーム制作

【第1回】カードゲームを作ろう!~コンセプト/企画書作成編~

2021年7月21日

カードゲームの作り方①

本シリーズは、カードゲームを作っていくまでの過程を書いた記事です。

このシリーズを最後まで見ていただくことで、

ポイント

①コンセプトの考え方

②作成方法

③完成までの期間と費用

カードゲームを作るのに必要な情報を知ることができます!

今回の記事では『コンセプトの考え方』『企画書の作成方法』について解説します。

自分だけのオリジナルカードゲームを作りたい方は、ぜひ最後までご覧下さい!

 制作の大まかな流れ

まず、かんたんにカードゲーム作成の手順について、

大まかな流れ

  • コンセプトを決める
  • 企画書の作成
  • メカニクス考案
  • 必要なコンポーネント(道具)を購入
  • 試作品の作成
  • テストプレイ
  • 改善点の修正
  • 完成

上記の流れはあくまで参考なので、手順を入れ替えたり・追加してもOK!

※制作方法は自由ですが、パソコンでの作業がカンタンです。
お持ちの方は手元に用意しておきましょう(ない場合は、紙とペンを用意)。

それでは、早速説明していきます!

 コンセプトを考える

ボードゲーム作り方

まずはじめに、ゲームのコンセプトについて考えていきましょう。

「あなたは今どんなゲームが作りたいですか?」

決まっていない方・多すぎて絞りきれない方は、

ひたすら頭の中に出てくるテーマや単語をノートやパソコンに書きだしましょう。

内容はどんなものでもOK!

もし思い浮かばない人は…

・好きなテレビゲームやマンガ

・趣味や興味のある分野

・憧れている職業(ユーチューバーや消防士など)

・自分の身近にあるもの

関係なさそうなところからもってきても全然大丈夫。

深く掘り下げていけば、意外なアイデアが思いつくかも…!

思いつかない方は『ランダム単語ガチャ』を使用するのがおすすめ!

具体例

アクション、回転寿司、ユーチューバー、引っ越し、宇宙…etc

また、友達やSNSからアイデアを収集してみるのも一つの手です。

ちなみに、アイデアを出すのにおすすめなツールとして、『XMind(無料)』があります!

カードゲームのテーマの考え方

XMindの画像(参考例)

頭の中を整理することができます※私も日頃から愛用

たくさん出てきたテーマから絞り込んでいく

ボードゲーム作り方

今、あなたの目の前にはたくさんのテーマ(単語)が並んでいるでしょう。

さて、ここからはテーマを絞り込んでいきます。

絞り方の流れについて、

テーマの絞り方

①被っているテーマを1つにまとめる

②(直感的に)面白いと思うテーマだけ残す

③(直感的に)作りやすいテーマ1つに決定!

感覚でテーマを決めてOKです!

自分が『これがイイ!』と思ったテーマで制作していきましょう。

ゲームテーマが決定したら、次のステップにいきましょう!

 企画書の作成

ボードゲーム作り方

次は企画書の作成です。

『企画書なんて必要なの?』

そう思う方がいるかと思います。

しかし、企画書は『ゲームの方向性』を理解するためにとても重要な資料です!

とはいえ、あくまでざっくりとした企画書でOK!

良いアイデアが後から出てきたりするので、気楽に作成しましょう。

書くためのツールは、『パソコン』『スマホ』『紙』なんでもOK!

企画書の項目

  • タイトル
  • コンセプト(先ほど決定した)
  • このゲームを遊ぶことで得られる体験(例:自分のなりたい職業になれる)
  • ジャンル(記憶力・チキンレース…etc)
  • 対象年齢
  • プレイ人数
  • プレイ時間
  • 対戦or協力
  • スケジュール(各ステップの期間)

最低限上記の項目をおさえておくと、制作が捗るのでおすすめです。

さらに制作意図(作るきっかけ)など、細かく決めていくことで、

より鮮明に自分の作りたいゲームが見えてきます。

企画書が完成したら、今回はここまでです!
お疲れさまでした♪

また次のステップでお会いしましょう!

カードゲームの作り方②
【第2回】カードゲームを作ろう!~メカニクス考案/コンポーネント編~

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たまご

たまご

ボードゲームカフェでバイトをしている、ライトボードゲーマー。所持しているボードゲームの数は20個ほど。一番好きなのは『テレストレーション』。ゆる~く・まったりボードゲームについて紹介。そのほかカードゲームの作り方や、さまざまな情報をみなさんにお届けしたいと思います!

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